牛肉を柔らかくするには?調理前の下準備が大事

レシピ

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

今日は
常連さん(男性)3人が
お酒を飲み始め

 

しーちゃん(私)

常連さん3人
常連さん3人

みんなで食べれる
美味しいおつまみある・・・?

と言われ
牛肉のオイスターソース炒めを
出したら

いつも思うんだけど

スーパーの肉を冷凍保存して
使っているのに

常連さん3人
常連さん3人

しーちゃんの作る肉料理で
肉が硬かったことないよね
なにかコツがあるの?

 

しーちゃん
しーちゃん

コツって言うより
なぜ肉が柔らかくなるのか
理由を知っているから

保存をする時に
手抜きをせずに
ひと手間かけて冷凍保存
してるのと

スーパーの肉でも
一度冷凍した肉は
使わないからかな・・・?

(´◠ω◠`)

牛肉を柔らかくするには?

調理前の下準備として

①タンパク質分解酵素が含まれている
果実や野菜・キノコなど使います。

一番簡単な方法は
パイナップルやキウイなどをすりおろし
牛肉(肉)を漬け込み冷蔵庫で3~4時間
寝かせます。(置く時間に注意)

②ワイン・リネ液に漬ける

肉のPH値を酸性かアルカリ性
どちらかに傾ける。

③筋切り・繊維を切る

④圧力鍋を使って煮込む

焼く場合にも
ちょっとしたコツがあります。

ここでは牛肉を柔らかくするために
煮込むとき・焼くときにする調理前の
下準備とタンパク質分解酵素を含む
食材について。

購入したお肉に嫌な臭いが出ていた時の
対処法について詳しくお伝えします。

お値段に関係なく
柔らかくて美味しい肉料理が
出来上がりますよ(^^)

肉が硬くなる原因

原因1

・筋組織が発達している部位や
コラーゲンが多いところは
硬いです。

柔らかい部位

・ヒレ

・ロース

・ランプ
(腰からお尻、モモにかけての部位で
サーロインの隣にある)

硬い部位

・肩ばら

・すねなど

原因2

加熱すると肉のタンパク質が
変性するため硬くなります。

※50度以上になると硬くなる。

タンパク質が変性するのは

加熱するとアクチン内に含まれている
水分(肉汁)が流れ出しアクチンが
変性する。

※アクチンとは
筋肉を構成するタンパク質の一種)

牛肉(肉)を柔らかくする方法

<<下準備編>>

①タンパク質分解酵素を含む
食材に漬けたり塗ったりする

・肉質を軟化させる

・酸性の果汁が肉のPH値を低下させ
筋肉内のタンパク質分解酵素
(プロテアーゼ)を活性化させる。

②ワインやマリネ液にお肉を漬けたあと
調理する。

牛肉のPH値を酸性側かアルカリ性側に
調整するとお肉がジューシーになります。

③繊維を切断する
筋繊維とスジに対して直角に
包丁を入れ切る

※2cm間隔で切れ目を入れれば
大丈夫です。

加熱調理をしても硬くなりにくくなる

●塩コショウは焼く直前にする

早くすると塩分がが
肉の水分とうま味を一緒に
流してしまいかすかすに。

●肉類は冷凍保存しておくと
肉質が柔らかくなります。

冷凍することで肉の細胞が壊れるから。

買ってきた肉はキッチンペーパーで
水分をふき取り冷凍用保存袋に入れて
空気を抜き冷凍する。

※私は水分をふき取り冷凍用保存袋に入れ
新聞紙で包みもい一度フリーザーパックに
入れて冷凍保存します。
(冷凍やけを防ぐため)

<<調理編>>

●塩コショウ

塩を加えることで肉の線維が離れ
タンパク質分子の結合がゆるくなり
すき間ができて肉がジューシーになる。

※加熱直前に塩を振る

脂の多い部位は5分くらい前に
塩コショウしても良いです。

脂の少ない赤身は加熱つする直前に
塩コショウはする。

●牛肉をフライパンで焼くとき片栗粉や
小麦粉をまぶして加熱すると水分の
流出が少なく硬くなりにくい。

●牛肉を柔らかく焼くコツ

ステーキ(厚さ1cm)を柔らく焼く
火の入れ方

・すりおろした玉ねぎにステーキ肉を
できれば30分以上漬け込む

・加熱する2時間前に冷蔵庫からだし
常温に置く。

・できるだけ鉄の厚いフライパンを使い
煙が出るくらいまで熱くする。

・盛り付ける表面を強火で30秒で
焼き色を付ける。

・弱火にして肉汁が見えたら
裏返す。

・レア・・・・・・30秒焼く
ミディアム・・・1分焼く
ウエルダン・・・90秒焼く

・焼きあがった肉をアルミホイルで包み
1~2分寝かせる。
肉の柔らかさを保つ効果がある。

牛肉を柔らかくする食材

<果物>

・グリーンキウイ

・パイナップル

・パパイヤ

・いちじく

・梨

<キノコ>

・マイタケ

<野菜>

・玉ねぎ

・ショウガ

<発酵食品>

・塩麹

・ヨーグルト

<その他>

・炭酸水

・ワイン

調理前の下準備で酵素の使い方

酵素は牛肉の臭いも
軽減してくれます。

肉の漬け込み時間んは
冷蔵庫で3時間~4時間が
目安

<果物の場合>

細かく刻んだり・すりおろしたりして
その果汁にお肉を漬け
冷蔵庫で3時間~4時間寝かせます。

※漬けすぎると肉がボロボロに
なることがあるので注意

この組み合わせが一番使い勝手が
良かったですよ。

・牛肉はグリーンキウイがおススメ

・豚肉と鶏肉はパイナップルがおススメ

<キノコ>

牛肉   200g
マイタケ 40g

①マイタケはみじん切りにする

②ラップを広げ牛肉の上に①の
マイタケを乗せる

③ラップで包み冷蔵庫で2時間寝かせる
(豚肉は30分)

マイタケを取り料理する

フードプロセッサーにマイタケと
水を入れマイタケ水を作りその中に
牛肉をつけてもいいです。

<野菜>

・玉ねぎ

玉ねぎはすりおろしボウルに入れ
お肉を漬け込みます。

ビニール袋に入れて漬け込んでもOK

漬け込み時間は
30分程度でいいですが
もう少し時間を置く方がいいです。

・ショウガ

ショウガはすりおろし
しぼり汁に肉をつけたり擦りつけ
冷蔵庫で3時間~4時間寝かせます。

このとき
すりおろしたショウガと
すりおろしたニンニクを
合わせて使うのがおススメです。

※ショウガ 7:ニンニク 3
この割合が肉のうま味が
引き立ちます。

<発酵食品>

・ヨーグルト

ビニール袋などに肉とヨーグルトを入れ
肉にヨーグルトがしみ込むように揉み込み
1~2時間程度寝かせます。

乳酸菌が肉の繊維をほぐしてくれます。

牛乳を使ってもいいです。

・塩麹

ステーキ肉1枚に塩麹大さじ1を
両面に塗りこみラップをして
冷蔵庫で3時間以上寝かせます。

肉を焼く前に常温に戻し
黒コショウを挽きかけます。

<その他>

・炭酸水

ステーキなどは焼く30分前に
炭酸飲料に漬け込んでおく。

※炭酸は開けたての物じゃなくても
大丈夫です。

・ワイン・マリネ液

【牛肉を柔らかく煮込む・焼くには?】

煮込み料理に使うなら
コラーゲンが沢山ある部位は
加熱することで柔らかくなります。

スジやすね肉などは元は硬いですが
コラーゲンが多いので煮込み料理に
むいています。

煮込めば煮込むほど柔らかく
なります。

バラ肉やロース肉は焼き肉には
むいているけど煮込み料理には
むいていません。

肩ばら肉なら煮込み料理にも
向いています。

モモ肉などの赤身でコラーゲンが
少ない部分は味が付いたらそれ以上
煮込まない方が良いです。

 

こちらのページで紹介してる
ステーキサラダはおススメです ヾ(*´∀`*)ノ

野菜と肉のおかずレシピ6つ|ヘルシーでボリューム満点

<<牛肉の臭いの消し方>>

購入した牛肉に嫌な臭いが出ていた時

・50℃のお湯で洗う

50℃のお湯に3~4分浸けたあと
キッチンペーパーでしっかりと
水気を取る

※40℃以下になると雑菌が
繁殖しやすくなるので
お湯の温度には注意して
ください。

・日本酒やワインに浸ける

15~30分位浸け
その後はよく火を通して
アルコールを飛ばす

お値打ちなお肉もこれで
柔らかく美味しい肉料理に変身!

肉に関しては
こちらのサイトも参考になりますよ(^^)

お肉の豆知識|農林水産省

⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎

まとめ

牛肉を柔らかくするには?

調理前の下準備として
一番簡単なのが

タンパク質分解酵素が含まれている
グリーンキウイかパイナップルを
すりおろして漬け込む。

ショウガとニンニクをすりおろし
牛肉を漬け込むと

肉を柔らかくしてうま味も
引き出してくれるのでおススメ!

肉の漬け込み時間は
3~4時間が目安

煮込み料理には

煮込めば煮込むほど美味しくなる
牛すじやすね肉がおススメ。

バラ肉やロースは焼き肉に
適してます。

ステーキを柔らく焼く火の入れ方

フライパンは熱くして強火で
盛り付ける表面を30秒で焼き色を付け
弱火で肉汁が出てきたら裏返し焼く。

焼きあがったらアルミホイルで包み
1~2分寝かせる。

 

タイトルとURLをコピーしました