私が料理に目覚めたきっかけ|お客さんに不味いと言われて

レシピ

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今日も
15~6年通ってくれている常連さんから

「しーちゃんがこの店に来た当初
しーちゃんの作った焼きそば(料理)
辛くて食べるの大変だったよね」
※しーちゃん(私)

ってよく話しに出るけど

 

常連さん

しーちゃんの作る料理美味しいよね。

 

しーちゃん
しーちゃん

ありがとう ( ᐢ˙꒳​˙ᐢ )

 

常連さん

料理の腕を上げようと思った
キッカケって何かあったの・・・?

 

しーちゃん
しーちゃん

あったのよ!

私は飲食店で働く経験が
ほぼゼロの状態でこの店を
するようになったのよ。

私がお店を始めるきっかけは
もともと叔父がしていたお店で

20数年前に突然叔父から

「この店をやらないか?」
「やりたくなくなったら
いつ辞めてもいいからね」

と言われ
前から飲食店に興味があったので
やってみようと飛び込みました。

そこで一つ
大きな問題がありました。

それは
私は喫茶メニューを
作ったことがなかったんです。

叔父は最初の2日間だけ
しっかり教えてくれたけど

3日目からは私一人で
店をすることになったんです。

2日間でできるようになったのは
メニューの飲み物だけでした。

軽食類は
叔父の作を見て作り方は
わかったけど

味付けのベースとなる
塩コショウの分量は

一度きそばを作りながら塩コショウは
これくらいと言われただけなので
ほとんどわかりませんでした。

でも注文が入ったら
作れないんですとは言えないので
何とか自分の感覚で作りました。

料理は嫌いではなかったので
それほどまずくはないだろうと
思って出してたんだけど・・・

ところが
半年ぐらい後で

常連さんに
「はじめのころは焼きそばもピラフも
塩辛くて食べるの大変だったけど
やっと普通になったな~」

と言われたときは
ショックでした ( ̄∇ ̄|||)

この一言のおかげで

まず塩コショウだけの味付けでも
美味しい焼きそば・ピラフを
作ることに徹することができ

クリアしました。

お酒のおつまみやランチで使う
煮物の味付けは

美味しいと言われる調味料の比率を
見つけました⸜(*ˊᵕˋ*)

美味しい煮物の味付けはコレで決まる!調味料の比率と使い方

後になって
常連さんに聞いてみたんです。

「焼きそばやピラフが不味かったのに
どうしてず~と来てくれてたん?」

常連さんからの返事が

・会社の愚痴や人間関係の悩み・・・
など家で話せないことを黙って
聞いてくれたから

・他のお客さんとの話が楽しかったから

・何となくホッとして落着くから

と言われ「ありがとう」と感謝し
この店で働けて良かったと素直に
思いました(叔父に感謝です)

次の目標はお客さん(常連さん)が
お友達に自信をもって
「ここの焼きそば・ピラフは美味しい」と
言ってもらえるようになりたい!
(すごい自信過剰ですですね)

次の日から日替わりで
焼きそばとピラフを食べ続けました
٩(๑•̀ω•́๑)۶

その甲斐があって今では

「ここの焼きそば・ピラフ
スパゲッティは美味しいよ」

とよく言われるようになりました。

はじめのころと今では
年を重ねたこと以外に
大きく変わったことが
2つあります。

<1つ目>

お客さんの注文の仕方です。

私は体のメンテのために
自分の体調に合わせて必要な食材で
栄養バランスを考えて調理して食べてます。

もちろん簡単で短時間でできる
料理を作って食べてます。
(10種類以上の食材で3~4品作ります)

それを見てたお客さんが
お昼ご飯を食べに来てくれると
注文はメニューはみません。

私と同じものを作ってと
言われるようになりました。

お酒のつまみの注文も
私がお昼に食べたもの(今までに)の
中から選んで
○○作ってと言われるようになりました。

私が食べている発芽発酵玄米は
何人かの奥さんも家で作るように
なったみたいですヽ(´∀`。)ノ゚

<2つ目>

変わってきたのはお客さんだけでなく
私もあの「辛くてまずい」の一言が
あったおかげで

店の定番メニュー以外にも
いろんな料理を作りたいと
思うようになり

今まで以上に料理の雑誌やテレビ番組
新聞などで気になった料理は全てメモして
一度作ってみて美味しいか不味いか
判断してます。

今では他の人に
「これ美味しいぞー」って
言ってもらえる料理も少し
できてきました。

それが

・イカ飯

・牛すじの土手煮

・スペアリブ

・煮込みハンバーグ

・豆腐ステーキ

・筑前煮

・切り干し大根の煮物

・高野豆腐と干しシイタケの煮物

ネットや料理本・料理番組のレシピ
そのままではなかなか美味しいとは
言ってもらえませんでした。

美味しいと言われるまでには
たくさん失敗しました。

味付けの修正が効かずゴミ箱行きも
何回も経験しました(ˉ ˘ ˉ; )

★イカ飯

1年に1回くらいしか作らない
いかめしは大評判です⸜(๑’ᵕ’๑)⸝

いかめしはいかに詰めるもち米の
分量がなかなか分からず入れすぎて
ずいぶんパンクしてお米が煮汁に
飛び出してしまい大失敗!

味付けは3回で成功。

★牛すじの土手煮

調味料の割合が分からなかったのと
どうしても柔らかく煮ることが
できませんでした。

辛いかたい土手煮だったり
かたい甘い土手煮だったり
なかなかうまく味付けが
できなかったのと

長時間煮ているので
ガス代も大変(ˉ ˘ ˉ; )

煮込む時間を短く
柔らかい牛すじの土手煮を
1日で作るコツを覚えました。

※一晩置くとさらに美味しくなります。

★スペアリブ

味付けもシックハックしたけど
柔らかく照りを出そうとすると
すぐ焦がしてしまい

焦げ臭いスペアリブになって
しまいました。

★煮込みハンバーグ・豆腐ステーキ
筑前煮・切り干し大根の煮物
高野豆腐と干しシイタケの煮物

この4品は1回で「美味い!」と
言ってもらえました。

切り干し大根は
生の大根を干すところから
切り干し大根は作ります。

干しシイタケも生のシイタケを
干して作ったものです。

1か月以内の大失敗

ビンに入ったなめ茸とトリミンチを
合わせて白菜で挟んで蒸してポン酢で
食べたけど・・・

これはもう作りません…(゚Ⅹ゚)…。

これからは
冷蔵庫にある食材を見て
パッと美味しい料理を短時間で
作って出せるようになったら
良いなと思ってます。

調味料の組み合わせについては
こちらのサイトも参考になりますよ(^^)

調味料の組み合わせ|農林水産省

 

最近こんなエピソードがありました。

私ははじめて作った料理を出すとき
「はじめてだから味はどうかな???」って
言って出すんです。

すると常連さんが
私が作った料理にはずれはないし
美味しいよって

言ってくれるようになったのが
とっても嬉しくて ୧(˃◡˂)୨୧(˃◡˂)୨

これからも体のメンテをしっかりして
笑顔で元気にお店に出ようとあらためて
思った瞬間でした⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎

もちろん料理の勉強もしたいですね。

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